【猫ちゃんのご家族へ】猫に優しい動物病院の証「ISFM認定」とは?当院の取り組みと選び方のポイント

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「愛猫を病院に連れて行きたいけれど、キャリーバッグを見ただけで逃げ回る」
「診察室でパニックになって暴れてしまうので、通院させるのが可哀想…」

そんなお悩みを抱えている猫ちゃんは非常に多いのではないでしょうか。実は、猫ちゃんはワンちゃん以上に環境の変化に敏感で、とてもデリケートな動物です。

そんな猫ちゃんたちがストレスなく、安心して最高の医療を受けられる病院の国際基準として作られたのが「ISFM(国際猫医学会)認定」です。

今回は、猫ちゃんに優しい動物病院の証である「ISFM認定」の仕組みと、当院が実践している猫ちゃんのための工夫について詳しく解説します。

1. 国際基準の証「ISFM認定(キャット・フレンドリー・クリニック)」とは?

ISFM認定マーク

ISFM(International Society of Feline Medicine)とは、イギリスに本部を置く世界的な「国際猫医学会」のことです。このISFMが、世界中の動物病院を対象に「猫にとってストレスが少なく、優しい配慮が行き届いた病院」を厳格に審査・認定するプログラムを設けています。

これが、通称「キャット・フレンドリー・クリニック(CFC)」と呼ばれる認定資格です。

✔ 認定取得のための厳格な基準

この認定を受けるには、単に「猫が好き」というだけでなく、病院の設備、待合室の構造、検査機器の種類、さらにはスタッフ全員の知識や猫の扱い方に至るまで、厳しい国際基準をクリアする必要があります。

基準の高さに応じて「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」の3つの格付けがあり、当院は【最高ランクのゴールド認定】を取得しています。

日本のISFM認定(キャット・フレンドリー・クリニック)動物病院一覧は、以下よりご確認いただけます。

🔗 JSFM キャット・フレンドリー・クリニック認定病院一覧はこちら

2. なぜ必要?猫ちゃんが動物病院を苦手とする理由

猫ちゃんが病院でパニックになったり、極度の緊張状態に陥ったりするのには、猫特有の習性に理由があります。

原因 01

縄張り(テリトリー)への執着

猫は自分の縄張りから出ることを嫌います。知らない場所(病院)へ連れて行かれるだけで大事件なのです。

原因 02

五感が極めて鋭い

他のワンちゃんの鳴き声や匂い、嗅ぎ慣れない薬品の臭いなどに恐怖を感じます。

原因 03

「隠れる」ことで身を守る

恐怖を感じると物陰に隠れようとしますが、オープンな空間では逃げ場がなくなり、自己防衛のために攻撃的になってしまうことがあります。

ISFM認定院は、こうした猫ちゃんの習性を科学的に理解し、ストレスの原因を徹底的に排除した設計になっています。

3. 【当院の取り組み】ISFM認定院として行っている猫ちゃんへの配慮

ヴァンケット動物病院 三宿動物医療センターでは、ISFMの最高基準(ゴールド)に基づき、猫ちゃんとご家族がリラックスして過ごせる空間づくりと医療を提供しています。

三宿動物医療センター 待合室

① ワンちゃんと視線が合わない、完全に分離された空間

猫ちゃんにとって、大きなワンちゃんや元気な鳴き声は大きなプレッシャーになります。当院では、キャットフレンドリーな設計を導入し、待合室から診察室、入院室に至るまで、ワンちゃんと猫ちゃんが直接目を合わせずに済むような空間の分離・配慮を行っています。

② 猫ちゃんが落ち着く「猫専用のエリア・診察室」の完備

当院には、ワンちゃんの気配や鳴き声が届きにくい「猫ちゃん専用のエリア(診察室)」を設けています。ワンちゃんの匂いや声に怯えることなく、静かでプライベートな空間を保ったまま診察に臨めるため、これだけでも猫ちゃんの緊張度は劇的に下がります。

③ 猫の習性を熟知したスタッフによるハンドリング(扱い方)

当院の獣医師および愛玩動物看護師は、猫ちゃんを優しく、かつ安全に保定(診察のために抱っこすること)する国際基準の技術を習得しています。必要最小限の力で、タオルなどを優しく巻きながら、猫ちゃんを安心させつつスピーディーに処置を行います。

4. 病院嫌いな猫ちゃんをお連れいただく際の「ご家族の工夫」

当院の設備と合わせて、お家を出る前にご家族が少しだけ工夫をしていただくと、さらに通院がスムーズになります。

ご家族の工夫
1
大きめのバスタオル等でキャリー全体を覆って目隠しする

外の景色や動くものを見えなくするだけで、驚くほど落ち着いてくれます

2
お家で使っているタオルの匂いをキャリーに入れておく

自分の匂いや、ご家族の匂いがついたタオルが1枚あるだけで安心材料になります

3
事前の診察予約を活用する

待合室での待ち時間をできるだけ短くすることが、最大のストレス軽減になります

5. まとめ:健康な時から、いつでもお気軽にご相談ください

「体調が悪そうだけど、病院に連れて行くとストレスをかけちゃうから…」と、受診をためらってしまうご家族もいらっしゃいます。しかし、病気の早期発見のためには、年 2-4 回の定期的な健康診断や通院が欠かせません。

だからこそ、私たちは「通院そのもののストレスをゼロに近づけること」が、猫ちゃんの寿命を延ばすために非常に大切だと考えています。

当院(ヴァンケット動物病院 三宿動物医療センター)は、猫ちゃんとご家族にとって「いつでも安心して立ち寄れる優しい場所」でありたいと思っています。

「爪切りだけお願いしたい」「まずはキャットフレンドリーな環境を見学してみたい」というご要望も大歓迎です。何か気になることや不安な点がございましたら、どうぞお気軽に当院までお問い合わせください。

猫ちゃんのISFM認定についてのご相談、猫専用エリアの事前見学・診察のご予約は、お気軽にヴァンケット動物病院 三宿動物医療センターまでご連絡ください。猫ちゃんに優しい安心の医療環境でお迎えいたします。

猫専用エリアの診察予約・お問合せ 📞 03-5787-5947