猫の心筋症のセミナーに参加しました!

こんにちは。獣医師の池田です。

当院では、最先端の獣医療を提供するために、常に新しい知識や技術を学び、日々の診療に生かしております。

そのため、定期的に学会やセミナーに参加しており、先日も猫の心筋症のセミナーに参加してきました。

猫の心筋症はどんな猫ちゃんでも罹患してしまう可能性の高い病気として知られています。心筋症にもいくつか種類があり、肥大型心筋症(HCM)や拘束型心筋症(RCM)が代表的なものになります。このような心筋症は無徴候なこともありますが気づかないままだと、心不全や血栓症、不整脈、突然死などが起こります。基本的に診断では心臓のエコーが必須になっています。当院では最新のエコーの設備を備えていますのでより精度の高い診断が可能となっています。また、メインクーンやラグドールなどは遺伝子的にも心筋症を発症しやすいため症状がなくても定期的に心臓のエコーを実施することをお勧めいたします。

今回のセミナーでは、身近な猫の心筋症についてより理解を深めるととともに知識をアップデートできる貴重なセミナーでした。

当院では獣医療も人医療と同じで日々研究が進んでおり、常に新しい知識を学ぶことがより良い診断・治療を提供するうえで重要だと考えています。

これからもあらゆる分野の新しい知識を学び、日々の診療に生かしていきます。

また、次回のブログもお楽しみに。