日本獣医がん学会参加

久しぶりのブログ更新です。

 

6月25日、26日は、日本獣医がん学会に参加してきました。

今回のがん学会では、頭頚部扁平上皮癌について最新知見を勉強してきました。

頭頚部扁平上皮癌といっても、発生部位によりかなり治療法・予後が異なるため、発生部位ごとに治療方針を組み立てる必要があります。外科で治癒が望めるものに関しては積極的な外科治療が必要との事でした。

 

また、がん症例の疼痛管理についても、講義がありました。当院でも、痛みの管理は積極的に行っていますが、局所麻酔による神経ブロックなどの手技について興味深かったです。

 

学会会場で「鳥類の内科学と外科学」という書籍が半額だったので購入しました。辞典のような本なので重くて後悔しましたが、少しずつ読んでいこうと思います。

 

6月26日の夜は、いつもお世話になっているTRVAのセミナーで、「内科医が考える胆嚢疾患の管理」の講義を受けてきました。

胆嚢疾患は日常診療でよく診断し、内科治療・外科治療ともに行うことが多いのですが、今回は内科治療中心のお話でした。犬におけるエリスロマイシンのモチリン様作用による胆汁分泌が否定されている文献が紹介されていました。これは結構使っている先生も多そうな薬なので、常に新しい情報を仕入れることは大事だと思いました。

 

胆嚢粘液嚢腫に関しては、周術期死亡率が1~3割との報告がありますが、早期に診断される無症状の症例に関してはそこまで外科リスクが高くないとのお話でした。これは自分も同様に考えていたので再確認できました。

 

松原

「日本獣医がん学会参加」への1件のフィードバック

  1. 先生おつかれさまでした。
    すみれがおせわになっております。

    獣医さんは全ての診療科目を日々学んでいらっしゃり素晴らしくポジティブなんだなと感じます。

    須藤先生にも宜しくお伝えくださいませ。

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